ゼミ活動という言葉、大学生の皆さんは一度は聞いたことがあるかと思います。
皆さん何かのゼミに所属していますか?大学1年生だとまだこれからゼミを選びをする段階かもしれません。
一般の大学はだいたい2年生からゼミ活動が始まり4年生までの所属になるのですが、私の友達の大学だと3年生から始まるというところもあります。
しかも、ゼミの認識は学校によってさまざまで、必ずどこかのゼミに入らないといけない大学、自由参加で単位さえ取ればゼミに入らなくてもいい大学とその大学によって色々あります。
私の大学は強制ではなくゼミに入らなくてもよいのですが、私はゼミに所属していて本当に良かったと思っていることがたくさんありました。
そう思った理由を今回ここで述べていきたいと思います。ゼミに入るか入らないか悩んでいる人、どんなゼミに入ったらいいのか困っている人に参考になればと嬉しいです。
また、もうゼミに所属している人にも私が経験して入って良かったなと思っていることを述べていくのでこれからの将来の参考にしてみて下さいね。
もくじ
ゼミに入るメリット1 ゼミ活動で大学生活が充実
まず大学でゼミに入って良かったと思うことの1つ目は、ゼミに入って大学生活が充実したことです。
私は正直言うと大学入って初めに思ったことは「あれ、大学生活って意外とこんなもの?」という感想です。
もっとドラマのようにみんなで一緒に授業を受けて、大学が終わった後もみんなで遊んで、THE大学生って感じの生活を想像していたんですが、実際は授業も一人で受けることもあるし、大学の友達と大学内ではなかよくしていても、遊ぶことはほとんどしませんでした。
それは、大学はクラス制になっていないため、仲良くなるのに時間がかかることもあるのですが、取る授業を自分で選ぶことが出来るし、お昼を食べる時も自由だし大学って実際は一人でやる事が多いんだなぁと思います。
そのため大学1年生の時はずっとつまらないなあと思いながら大学生活を過ごしていたので、あんまり大学生活が充実しているとは思いませんでした。
しかし、考えが変わったのは2年生になりゼミに所属してからです。私はマーケティングのゼミに所属したのですが、ゼミに所属してから、ゼミの時間やプライベートな時間も調査や課題、プロジェクトを行うため、ゼミ生と一緒にいる時間が多くなりました。
もちろん課題や発表があると大変な時もあるのですが、個々で受ける授業とは違ってゼミでは「みんなで協力して何かを行う」ことを重視しているためすぐに仲良くなりますし、大学生活の充実感を実感出来ます。
もちろん今ではゼミがない時間でも空いてる日に集まって遊んだり、旅行に行ったりしています。
ゼミに入る前まではあまり忙しくなかったのでアルバイトをたくさん入れるようにしていたのですが、せっかく大学生になったのにこれでいいのかなとずっと思っていて、今はまさにこんな生活が送りたかった!と思うほど、すごく大学生らしい大学生活になりました。
ゼミに入るメリット2 就活中、先生や仲間が頼りになる
ゼミに入って良かったこと2つ目は、就活に関することです。
就活中は何も情報がない状態からスタートします。私は姉もいなかったので、そんな時就活を乗り切るのに一番頼りになったのがゼミの友達でした。
これは私のゼミが就活に力が入っていたというのもあったのですが、先生が資料などを集めてくれてゼミ生全員で企業調べをして情報共有したりしました。
もちろんゼミ生ではなく大学の友達と情報集めをするのでもいいんですが、私のゼミがけっこう就活に力を入れていたためか、ゼミ生ではない子に就活の話をしても「まだ何もしてない」と言われてしまい、あまり参考にならなかった事を覚えています。
逆に何をしたらいいのかと聞かれることも多く、私はゼミで準備をしていたため、就活を始める前はそんなに不安を抱えることなくスタート出来ました。
また、ゼミに入っていると先生も就活に協力してくれます。もちろん自分のゼミ生にはいい所に行ってもらいたいという気持ちがあるのだと思いますが、先生に企業の話をしてブラック企業ではないかを教えてもらったり、内定をもらった企業のどっちの企業に行くか迷っていることを伝えたり、落ち込んでいる時にも先生にはたくさん相談にしてもらいました。
また、就活中は授業に出られないことが多々あるのですが、普通の授業は、先生達は遠慮なく単位を落とします。
しかし、ゼミの先生はそんなことしません。私は就活でゼミに参加出来ないことが多くありましたが、「それは仕方のないこと」と言って許してくれました。
就活中は本当にゼミ生、先生にお世話になっていたのでもし自分がゼミに入っていなかったらと考えると、今の内定はあったのかなと思ったりします。
ゼミの先生によっては、就活にあまり理解のない先生もいると思います。しかし理解のある先生のゼミだと、就活に大変役に立ちますので、ゼミを選択する時は「就活に関するサポートをどの程度してくれるか」という視点でゼミを選ぶことも大切です。
ゼミに入るメリット3 ゼミでの活動を、就活の面接の時にネタにすることが出来る
これもまた就活のことになってしまいますが、就活中ゼミ活動に所属していることは、とても有利だと言えます。
それは、頑張って来たことや自分をPRする時にゼミでの活動をネタにすることが出来るからです。しっかりと活動するゼミであればあるほど経験してきた事に深みが増し、よい事を伝えることが出来ます。
私はゼミで音楽会社とコラボして商品企画を行った経験があるのですが、その際の経験を話したらかなり注目され深いところまで聞かれました。
企業とコラボは仕事をする記事体験みたいなものなので、企業もそこでの私の活躍や、頑張ってきたことを知りたかったんだと思います。
ある企業には「いいゼミに所属したね」と面接官に言われるほど。なかなか出来ない経験をさせてもらえる事が出来て就活でも離せたため本当にゼミに入っていて良かったなと思いました。
まとめ
まだまだ大学でゼミに入って良かったと思うことはたくさんあります。
こういう大きなことだけでなく、ふとした瞬間入っていて良かったと思ったり。先輩や後輩がいることも大きく、先輩には大切なことを教わり、自分がそれを後輩につなげていく過程で、自分自身の成長を感じることも出来ます。
また、最近は卒業旅行にゼミ生みんなで行こうと話していて、本当に楽しい毎日です。
1年生の頃の私だったら、大学がつまらないと思って卒業してしまったかもしれないので、今ゼミ選びに悩んでいる人、ゼミに入るつもりはないと思っている人は私の経験を参考にしてみて下さい。
大学生活は普通の授業を受けるだけ、よりも確実にゼミに入った方が充実しますから、自分のやりたいゼミを見つけてみて下さいね。
(chaaamy)