就活中、面接の時間は様々あります。朝一番に受けるのもよし、お昼から、私が経験した一番遅い時間だと18時からというのもありました。
最終面接であればほとんど人がいないため時間指定を企業側からされますが、1次面接、2次面接の場合まだまだ人が多く面接時間を自分で選ぶことが出来ます。
実は、面接時間を指定するのに一番いい時間帯があるって知っていますか?面接なんてどの時間にやっても同じでしょ?と思う人もいるかもしれません。
しかし、実は面接って時間帯によって受かりやすい、受かりにくいものがあるんです。機械が人を評価しているわけではありませんから、人間が見ているということは時間帯、その時の雰囲気などで評価は簡単に変わるのです。
では、どの時間が一番いいと思ったのか、ここからは私の経験を通して書いていきたいと思います。
夜の遅い時間の面接はキケン!?
夜の遅い時間帯の面接が意外とあるのですが、この時間帯はキケンです。危険と言うのはもちろん夜道がキケンというわけではなく、面接官が疲れていたり、もう帰宅したいモードに入ってしまうからです。
私は人の顔をみて、どんな事を思っているのか見極めることが得意なんですが、夜の面接を行った時、明らかに面接官は疲れていました。もちろん面接官は社会人ですから、動作や言動でダルそうにやっているわけではありません。
しっかりこちら側の意見を聞こうとしてくれるのですが、表情が疲れているのです。私は面接をしながらこの人は1日中、ずっと色んな人の選考をして話を聞き続けていたんだなぁと察してしまいました。
そうなれば、大勢のうちの一人の話を聞いても何も響きません。この話をしてもきっとどこかで同じような事を聞いたと思うかもしれない、これくらいの話かとつまらないと思われてしまうかもしれないと私はそんな事ばかりが頭を回ってうまく話すことが出来ませんでした。
面接官も人間ですからたくさんの人の話を聞いた後で尚かつもうすぐ帰宅時間となると、話には飽きてしまい早く帰りたいと思うことが多いと思います。
そう思わない人がいたとしても疲れは必ず出てきます。私は朝が苦手だったのでいつも遅くに面接を受けることが多かったのですが、たいていこの時間帯は落ちてしまいました。
もちろん、これだけが理由だとはいいませんが、少なからず要因の一つになっているのではないかと思います。
お昼前は集中が切れやすいので、面接を避けるべき時間帯
次に避けるべき面接の時間帯は、お昼前の面接です。11時~12時くらいの時間帯の面接は、お腹が空くので集中が切れやすくなり、面接官の機嫌も悪くなりがちです。
これは皆さんも体験したことがあると思いますが、大学で授業を受けている時お腹が空いてくると、「早く授業終わらないかなあ」「今日はお昼何食べようかな」と授業と関係ないことを考えてしまいますよね。
社会人だってそれは同じです。面接官と言えども人間なのですから、お腹が空けば誰だって集中は切れやすくなります。なので、ネットなどで予約する時は、次の面接の時間が1時間くらい空いている時間の前の面接は避けた方が良いでしょう。
「電話で何時からだと都合がいいですか」と聞かれる場合だと昼休みの時間が特定出来ないので判断できませんが、出来るだけ11時~12時はやめておきましょう。
ちなみに、私はこの時間帯の面接を2回したことがあるのですが、2回とも私の方がお腹が減ってしまいました。こういう場合もありますからやっぱりお昼時間帯の前は避けた方がいいですね。
朝一番の面接がけっきょく1番いい!
じゃあ何時に面接を受けるのが一番いいの?と聞かれると迷わず答えるのが朝一番の面接です。第1発目、今日最初の人になるのがいいです。なぜなら1番目であれば、「その話さっきも聞いたよ~」となることもありませんし、人の話を聞きすぎて飽きることもありません。
大体なんでも一番最初って気合を入れませんか?よし、頑張るぞって感じで朝がスタートすると思います。社会人なら尚更です。なのでこの時間帯は面接官もやる気があるし、意見を聞こうとしてくれます。
もちろん自分も朝から早起きしてスッキリ目が覚めた状態であればいい意見も出てきます。「早起きは三文の徳」という言葉もありますし、比較的朝の方がだらだらしないでハキハキした意見が出せたかなあと思いました。もちろん朝が苦手な人もいるかと思いますが、就活を機に朝型にすると身体も楽になります。
私は前半就活で午後の面接を選んでいたのですが、後半は朝の第一発目に変えました。そうしたところ面接の通過率は倍に上がりました!もちろん、時間帯が原因だってだけではありませんが、それだけ朝一番での面接は効果が抜群でした。
もう一つオススメの面接時間をあげるとしたら?
就活は要領よくやっていかないといけないので、「一般的に集中が切れやすい昼前と夜だけは避けましょう」とは言っても朝は他の説明会が入っていて受けられないんだ!という人もいますよね。その場合もう一つ良い時間帯があります。
もう一つ、面接にオススメの時間帯とは昼開けの時間帯です。お昼休憩が終わった後、身体はよし、午後の部も頑張るぞ!というリセットされた状態…まではいきませんが、少しは回復します。なのでその時間を狙っていけば、面接官は午後でも集中して話を聞いてくれます。
また、人間はお腹が満たされていると機嫌が良くなるので、面接する側もされる側もリラックスして話を進める事ができることもメリットの1つです。
まとめ
どの時間帯が一番いいのかと考える時に、評価する人はロボットではなく人間だと言うことを考えてみるといいと思います。
みなさんもそうであるように、お腹が空けば集中は切れますし、ずっと人の話を聞いていると飽きてしまいます。それが仕事だとしても人間の性格状仕方ないのです。
なので面接官の気分とかも本当は重要になってきますが、そこまでは知ることが出来ないので、集中が切れそうな時間帯は避けるのが一番良いでしょう。
朝の1発目というのがさあやるぞ!という気合を入れる段階なので、その時にいい事を言えれば必ず伝わるはずです。面接でありのままの自分を発揮したいと思うのはもちろんなので、それをうまく面接官にも伝えられるように、面接時間も視野に入れて就活を行ってみて下さい。
(chaaamy)