就活が始まってくると、外出し説明会に行き、面接を受け、家ではエントリーシートを書くというストレスがある生活になってきます。

そんな中で「せっかく書いてきたエントリーシートで落とされてしまった!」「面接がうまくいかなかった!」という結果がついてくるとどんなに自分を明るくしようとも、それは難しいものです。

しかし、ストレス発散方法なんわざわざ書いてもらわなくても自分でよく分かっている。そう思う人もいますよね、その通りです。自分のストレス発散方法を一番よく分かっているのは自分自身で間違いありません。

しかし、実は就活中のストレスというのは普通に発散することが出来ないんです。ここから自分が経験したことと友達の経験を交えて話していきます。

就活中は時間に追われるから、ストレスは溜まる一方

では、なぜ就活は普通にストレスを発散することが出来ないのか? それは一言でいうと就活は時間に追われるものだからです。

説明会は時間がある限りたくさん入れようとします。そのスケジュールの中でエントリーシート、履歴書を書かなくてはいけません。そして選考が進んでくると今度は面接がどんどん入っていきます。

就活中はほぼこのスケジュールをずーっと行っていきます。そんな中、ストレスが自然と発生し溜まっていくものですが、なぜ発散できないのか?

それは時間がないからです。就活生は就活が始まると、やらなくてはいけない事が多すぎてストレス発散に時間を回してしまってはもったいないと考えてしまうのです。

経験するとすごく分かるのですが「遊びたいけど、今遊んでしまったら内定をもらえる企業をのがしてしまうかもしれない」という不安が就活中は常についてくるんですね。

友達がアパレル企業を志望していて自分より1か月くらい選考が早かったのですが、友達がすごく病んでいて「ずっと家にいてエントリーシートを書いている」と言っていたので、「外に出なきゃダメだよ!たまには友達とも遊んだりしなきゃ」とアドバイスいたのですが1か月後、自分も友達と全く同じ状況になってしまいました。エントリーシートを書くために家にいて外に出るとしたら就活の用事だけで、気分が暗くなってしまったんです。

そしてストレス発散しないといけない状態なのに、「ストレス発散なんかに時間を使ってられない!そんな事をしていたら時間を無駄にしてしまう!」という思考に陥ってしまうんですね。真面目な性格の人なら尚そう考えてしまうかもしれません。

就活で重視すべきなのは時間ではなく効率

終わった今だから言えますが、ストレス発散なんかに時間を使ってられない!そんな事をしていたら時間を無駄にしてしまう!という考えは間違いです。

切羽詰まった状態でいいエントリーシート、履歴書が書けると思いますか?気分が暗い状態で自分をよくアピールできると思いますか?出来るわけありません。

友達はインターンを受けた会社の選考を受けたのですが、面接官にこう言われてしまったみたいです。「疲れているね?就活大変?」と。インターンを受けていた時はわくわくしていた表情が自分では気づかないうちに、疲れた表情になっているんです。

たくさんの大学生を見ている面接官はすぐに分かってしまうんですよね。これだと受かるものも受からなくなってしまいます。誰だってわくわくしながら自分の会社について入りたいという熱意を語ってくれる人を取りたいと思いますから、表情から疲れが出てしまっては、せっかくいい言葉を言っていても面接官に伝わりません

つまり就活は時間さえあれば色んな企業を受けられて、内定をもらえる確率が増える!ではないのです。そんな風に受けた会社は必ず落ちてしまいます。いかに自分がストレスを溜めずにいいアピールをその会社の人の前で出来るのかです。

自分も切羽詰まっていた時期は本当に選考が進まずうまく行きませんでしたが、ストレス発散方法を覚えてからトントンと進んでいったように思います。

読書、漫画を読むことは就活のストレス解消に役立つ

就活は効率が大事だと分かってもらった所でこれから就活中の具体的なストレス発散方法を書いていきます。就活中はストレス発散がもったいない時間と思ってしまいがちなので、ここでは就活にも活きるストレス発散方法を教えます。

まずは読書です。読書をしていれば、面接で「最近どんな本を読みましたか?」という質問に答えることができます。出版業界ではなくても意外とこの質問はよくされるんです。

恐らくこの人は本を読む習慣があるか探っているんだと思いますが、読書でストレス発散をしていればこの質問にも答えることが出来るし、自分のストレス発散にもなりますので「読書なんかしない!」という人でも買って読んでみて下さい。

また漫画を読むことも好きであれば、ストレス解消にいいと思います。漫画は本よりも短時間で読むことが出来るし、意外と面接官の人も漫画を読んでいることが多く、私はある企業の最終面接は漫画の話で盛り上がりました。もちろんその企業から内定を頂きました。

話が合えば面接は有利ですからこのストレス発散は2度美味しいんではないでしょうか。

友達と飲みにいくストレス解消法

私としてはこれが一番大事だと思います。就活で一番気持ちが楽になったのは、同じように就活を行っている友達がいたからです。

「自分がこの会社を受けていて落ちてしまった」「たくさん受けているのに受からない」そんな話をすると友達からもいろんな苦労話を聞くことが出来て、行きたい企業に落ちて落ち込んでいるのは自分だけじゃないんだ!みんなも頑張っているんだから自分も頑張ろう!そう思うことが出来ます一人じゃないと思えることで人は本当に安心することが出来るんです

後は、私は飲んでいる時に面接でどんな質問をされたのか友達から聞き出しました。大学の友達4人組で仲がよかったのですが4人で聞かれた質問を書き出すとものすごい量になります。

イレギュラーな質問からよく聞かれる質問全部を順番付けしていって、この質問さえ準備しておけば困ることはないなと思って質問の答えを用意することが出来ました。

後は難しい質問が来たときに「この質問ってなんて答えるのが良かったと思う?」など友達の意見を聞いてなるほど、と思ったことは次の面接で聞かれたら使ってしまえばいいんです。

つまり、友達と飲みにいくことは、自分を安心させてくれて明るい気分にさせてくれることもありますが、情報交換をする場でもあるんです。情報交換すれば就活は断然有利になりますから、このストレス発散は時間も無駄にしないと思います。

まとめ

2つばかり就活中のストレス発散方法を教えましたが、時間が無駄になってしまうことでもあなたの心に対しては無駄になっていないので、気晴らしになるならどんな事をしてもいいと思います

友達と話すのが苦手な人や読書が嫌いな人がストレス発散だからと言ってそれを行ってもあまり意味がありませんし、自分が何をするのが一番好きなのか。それを思う存分したっていいと思います。

「今日はたくさん遊んだから、明日から就活頑張ろう」「明日は遊べるから就活も頑張るぞ」という考え方はとてもいいと思います。一番大切なのはどれだけありのままの自分で就活中を過ごせるかです。

企業もありのままのあなたを見てうちの会社に合っているか合っていないか判断したいので元気のない自分を見せてしまっては受かるところも受からなくなってしまいます。

ストレス発散だけは怠らず、明るい気持ちで就活を進めて下さいね。

(chaaamy)