大学生のみなさんは、飲食店など同じところで比較的長く勤務するアルバイトと、イベントスタッフのように短期だけ働くアルバイト、どちらがいいでしょうか?
安定や働きやすさを考えれば同じところで長期間働くほうがいいのですが、実は短期バイトにも魅力がたくさんあります。
今回は大学生が短期アルバイトを経験するメリットについて解説していきます。
もくじ
短期アルバイトの働き方や待遇について
短期アルバイトと一言にいっても、色々な働き方があり、待遇や給料もそれぞれ違ってきます。
短期アルバイト間でも労働期間は違う
短期バイトの中にもそれぞれの労働期間があります。
一般的に短期バイトとは1ヶ月以内のアルバイトのことを指すことが多いですが、その中でも更に細かく分かれています。一番短いものだと日雇いになり、1日だけの勤務になります。
日雇いの場合は日給制であることも多く、給料もその日のうちにもらえることが多いので金欠でヤバいという大学生にはオススメできます。
あとは数日であったり、数週間といった単位での勤務になります。期間は様々ですが、大体1ヶ月以内にほとんどの仕事が完了します。
短期アルバイトは給料が良い
短期アルバイトは長期アルバイトと比べると時給は高めに設定されていることが多いです。
短期アルバイトの場合は派遣となるケースが多いので、一般的なアルバイトよりも給料が高くなります。また、長期バイトに比べて不安定という点から、少し給料が高めに設定されているケースもあるようです。
そのため、短期バイトといってもいくつか連続でこなせばかなりの収入になることもあります。
毎回勤務先が短期アルバイトは違う
当然ですが、短期アルバイトの場合は毎回勤務先が異なります。また、勤務先の候補が複数ある場合もあります。
たとえば家電量販店などでのインターネット回線の販売員や家電販売員はいくつかの勤務先を紹介され、その中から1つ選ぶという形になることが多いようです。
実際に私も昔登録した派遣先からいまだに家電量販店のバイトの案内が届くのですが、毎回いくつかの派遣先候補が紹介されています。
候補が複数ある場合は自分に都合のいい勤務先を選ぶことができますが、1つしかない場合は勤務先を選ぶことはできません。また、勤務先も自分の居住地から比較的遠いところ場合が多いので、通勤に多少の時間がかかります。
短期アルバイトのその他の特徴
その他の短期アルバイトの特徴としては、毎回仕事内容が変わること、一緒に働く人の顔ぶれも変わることなどがあります。
顔ぶれが変わるのはコミュ力が低い大学生にとってはつらいことかもしれません。毎回毎回新しい人とコミュニケーションをとる必要があるからです。
逆に、初対面の人と話すのが好きという人や、たくさんの人に出会いたいという大学生にとってはメリットになるかもしれません。
私の大学での友人の場合はコミュ力が低いため、仕事が変わるたびに憂鬱になってしまったので長期のアルバイトに切り替えたようです。
短期アルバイトのメリット
ではさっそく短期アルバイトのメリットをご紹介していきます。
短期アルバイトは毎回新しいことにチャレンジできる
短期アルバイトの魅力の1つは、常に仕事内容が新しくなることです。長期アルバイトは基本的に毎回同じことの繰り返しですが、短期バイトの場合は派遣先が変わるたびに新しいことに挑戦できます。
そのため、飽き性の人や好奇心旺盛な人が多い大学生にとっては、毎回新しいことにチャレンジできることは短期バイトの大きな魅力に映るでしょう。
ただ逆にいえば、毎回新しいことを覚えなくてはいけないということでもあります。
短期バイトの場合は基本的に覚える量も覚える内容も大したことないのですが、新しい仕事に慣れるまでが面倒という人は向いていないかもしれません。
短期アルバイトは同年代の新しい友人に出会える。恋人ができる可能性も!?
短期アルバイトは毎回一緒に働く人の顔ぶれも変わります。つまり、新しい人にたくさん会えるということです。
特に大学生のスタッフが多い短期バイトだと、大学生の友人ができるのはもちろん、もしかしたら女子大生の恋人もできるかもしれません。友人を増やしたいという人や、新しい人に会うのが好きという人にとっては短期アルバイトで働く場を転々とするのは最高の環境といえます。
実際にイベントスタッフの短期バイトに参加して、女子大生と付き合うことになった大学の知人もいます。女子大に通っている女子大生などは、男子大学生との出会いに飢えている人も多いですので、出会いへの期待半分で短期バイトで働いている人もいます。
ただ、社会人が多い短期バイトだとあまり友人も増えないケースもあります。友人を増やしたいという場合は、比較的大学生が多そうな短期バイトを選ぶと良いでしょう。
短期アルバイトは採用基準が緩い
短期アルバイトは簡単に採用されるケースが大半です。特に日雇いの場合はすぐに採用されます。
長期バイトの場合は面接やシフトなどの条件あわせがあるので比較的採用されにくくなっていますが、短期バイトの場合は労働期間も短期なので採用も簡単にされるのです。
そのため、いちいち面接や条件あわせなどが面倒という人にとっては簡単に採用される短期バイトを連続でこなすというのもいいかもしれません。
特にアルバイトが受かりにくい大学4年生などは、単位もほとんど取得済みで就活が終了している場合、長時間働けるとのことで歓迎されたりします。
短期アルバイトはスケジュールが拘束されない
長期アルバイトの場合は試験期間でもシフトに入るように強制されることがあります。また、シフトの提出も前もって行わないといけないので、バイトにスケジュールが拘束されがちです。
しかし、短期バイトの場合は自分が都合のいい期間だけアルバイトすることができます。たとえば、テストが終わってちょっと暇な期間だけアルバイトするということも可能です。
そのため、バイトにスケジュールを拘束されたくないという大学生にとっては短期バイトの柔軟性は大きな魅力となっています。
短期アルバイトは時給が高い
短期バイトは長期バイトに比べると時給が高めに設定されていることが多いです。そのため、労働期間は短いですが、連続で短期バイトをこなせばかなりの収入になります。
短期バイトの仲介をしているのは派遣会社であることが多いので、派遣会社に登録すれば継続的に仕事の案内もしてもらえます。
そのため、長期バイトに比べると仕事は不安定になりますが、比較的連続した勤務がしやすいので長期バイトより稼げることもあります。
派遣会社で仕事を継続してするようになると、リーダーとして現場を任される機会が出てきますので、時給は高くなりますし、待遇も良くなってきます。短期バイト稼ぐ大学生は、並の社会人以上にバイト代を稼いでいる人もいます。
人間関係が短期アルバイトは面倒でない
短期アルバイトの魅力の1つとして、毎回新しい人と出会えるという点をご紹介しました。その魅力と関連して、人間関係が面倒でないというのも短期バイトの魅力です。
どの仕事でも人間関係というのはついてまわります。社会人になった後でも、人間関係がうまくいかずに仕事を辞める人というのは非常に多いです。
しかし、短期アルバイトの場合はすぐに仕事が終わるので、面倒な人間関係というものがありません。そのため、人付き合いが面倒くさいという人やあまりバイト先の人と交流を深めたくないという人にとっては人間関係がシンプルな短期バイトはうってつけのバイトといえるでしょう。