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同じ大学生でも理系の学生と文系の学生では大きく学生生活が異なります。勉強量も異なれば、生活サイクルも異なるのでアルバイト事情も理系と文系とでは異なってくるのです。

では、理系大学生のアルバイト事情はどのようになっているのでしょうか?今回は理系大学生のアルバイト事情について詳しくみていきましょう。

理系大学生の学生生活ついて

まず、理系の大学生と文系の大学生の学生生活は基本的に大きく異なるということを理解しておかねばなりません。よく大学は遊ぶところなんていいますが、それは文系学生に限っての話です。

理系と文系だと文系学生のほうが多いのでそのような理解につながっているのですが、理系大学生の学生生活は全く異なります。理系大学生の学生生活とは、一言でいえば勉強です。二言で言えば勉強&勉強です。

つまり、理系大学生の学生生活とは勉強であるといっても過言ではないのです。文系の大学生の場合は授業をほとんど聞かなくてもテストではなんとかなるということも多いですが、理系大学生の場合は普通に単位を落とします。

下手をすれば留年になるので、みんな必死になって勉強するのです。特に3年生になると勉強で忙しすぎて過労死一歩手前まで行くような勢いの人もいるくらいです。

このように、理系大学生の学生生活とはとにかく勉強だらけの学生生活になりがちです。

理系大学生のアルバイトは留年一直線の危険も!

理系大学生は勉強で忙しいため、アルバイトできる時間もあまり多くありません。

中にはアルバイトする時間が全く無いという学生もいるので、時間がありあまっている文系学生と比較するといかに勉強が大変かがわかります。

某ネット掲示板には「理系の学生で年30万バイトで稼げますか?」というスレッドが立つほど悲惨な状況となっているのです。そのため、文系学生と同じ視点でアルバイトを選ぶと大変なことになってしまいます。

理系大学生がアルバイトを選ぶうえで重要なのは出勤回数と時間です。学校が終わった夜や土日の数時間だけ働くというのが基本的な流れとなります。

また、拘束時間が長いバイトやシフトに入ることを強制されるアルバイトを選ぶと留年まで一直線になるので注意が必要です。理系大学生にとってはいかに勉強とバイトを両立できるかが非常に重要なのです。

理系大学生にオススメのアルバイト5つ!

では、勉強とバイトが両立しやすいアルバイトとはどのようなものがあるでしょうか。ここでは理系大学生にオススメのアルバイトをいくつか紹介していきます。

家庭教師

大学生の定番バイトである家庭教師は理系大学生にもオススメできます。

家庭教師のアルバイトの最大の魅力は拘束時間が短いことです。1週間に1回か2回ほどで、1度の拘束時間も2時間程度です。そのため、比較的勉強と両立しやすいアルバイトとなっています。

また、時給が比較的高いのも魅力の1つといえるでしょう。アルバイト先の家庭でお菓子やご飯を食べられることもあります。

家庭教師のアルバイトをする場合は、可能であれば知り合いのつてで探すのがいいでしょう。家庭教師の斡旋業者を利用すると授業料の一部をピンハネされてしまうため、待遇も悪くなります。

そのため、可能であれば大学の先生や知り合いを使って家庭教師のバイトを見つけましょう。

日雇いバイト

日雇いバイトは長期バイトと違って自分の都合のいい日を選べるという利点があります。

そのため、たまたま1日スケジュールが空いたという日や土日に日雇いのバイトをすれば長期的な拘束を受けずに収入を得ることが可能です。

長期バイトの場合はシフトを事前に提出したり、シフトに入ることを強制されることもあるので、自分に都合のいい日だけ働ける日雇いバイトは理系大学生にとってはかなり働きやすい労働形態となっています。

ただ、勤務先や仕事内容が毎回変わるのが難点といえば難点です。しかし、日雇いの場合は仕事内容も単純なことがほとんどなので、特に心配はいりません。

研究助手

たまに教授の研究の手伝いをするバイトの募集がかかることもあります。あるいは知り合いの紹介でということもありますが、研究助手のバイトは理系大学生ならではのアルバイトといえるでしょう。

私の友人は元医学部でしたが、夜から朝にかけての研究助手のバイトで1回5万円もらえたそうです。しかも帰りはタクシー代も出してくれたそうなので、破格の待遇だったそうです。

こんな割のいいケースはほとんどありませんが、たまに募集される研究助手のアルバイトも割がいいものが多いので要注目です。

パン屋・弁当屋

意外にオススメなのがパン屋や弁当屋でのアルバイトです。基本的に時給は低いですが、賄いがついてきたり、余った商品をもらったりできることもあるのでオススメです。

理系大学生はバイトがあまりできないのでお財布事情も寂しいことが多いです。そのため、このような賄い付きのアルバイトで食費を浮かすことは1つのテクニックといえるでしょう。

ただ、シフトに関しては念入りに確認する必要があります。人手が少ないからもっと入ってくれと言われたら勉強にも差し支えてしまいます。

土日のみや夕方以降など、自分の生活サイクルにあったシフトで問題ないか確認することが大切です。

塾講師

時給が比較的高く、先生からの受けもいいので塾講師は理系大学生にオススメのアルバイトです。

ただ、家庭教師に比べると一度の拘束時間が長く、授業準備や報告などのために無給で働くこともあるので割がいいとは言えません。

また、シフトに入る回数もそれなりに多くなることもあるので、勉強が特に忙しい時期になるとあまりオススメはできません。

1年生や2年生など、比較的時間がある学年の間だけしかやらないというのもいいでしょう。3年生以降になると勉強や研究で忙しくなるので注意が必要です。

理系大学生のアルバイトは効率が命なことを意識するべき

理系大学生のアルバイトはとにかく効率が命です。アルバイトに限らず、学校での勉強も同じです。友人と協力して試験対策するなどして効率を高めないと、どうしても時間の確保が難しくなってきます。

アルバイトも同じで、できるだけ時給が高くて効率のいいアルバイトを選ぶことが重要になってきます。

また、どのタイミングでどれだけアルバイトするかも重要です。時間に余裕があるうちにできるだけアルバイトをして、一気に稼いでしまいましょう。

たとえば、理系大学生だと1年生や2年生の頃はまだマシですが、3年生以降は一気に忙しくなります。まずは試験で忙しくなりますし、4年生になると研究で忙しくなります。

そのため、できるだけ1年生や2年生のうちにバイトをしておき、貯金しておくというのも1つの手です。

これから理系大学生になるというみなさん、あるいはこれからアルバイトを始める理系大学生は、時間や効率を意識してアルバイトするようにしてください。

効率よく生活することを忘れると留年することになりかねないので、アルバイト選びは慎重に行いましょう。

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