前回の記事で、よく聞かれる質問ランキングを紹介しましたが、よく聞かれる質問の他に「意外と聞かれる質問」というのもあります。

この質問は何社かで聞かれて、「対策しておけばもっとうまく答えられたかもしれないのに」と思った経験から、皆さんには後悔することがないようにランキング形式で紹介していこうと思っています。

意外と聞かれると思っていないとうまく答えることは出来ません。しかし、これが出るかも!と知っていれば簡単に答えることが出来ますのでこちらも合わせて覚えておいて下さいね。

 第1位:あなたの長所と短所を教えて下さい(自己PR)

この質問が意外と聞かれる質問の第1位です。

私は頻繁に出るランキングに入ってもおかしくないと思っていたのですが聞かれたのは4社だけでしたね。

長所だけを聞くところもあれば、長所と短所両方聞く企業もありました。私は短所だけを聞く企業には出会ったことはありませんが、そういう会社も中にはあるかもしれません。

どちらにせよ、自分の長所と短所に関する回答は必ず用意しておきましょう。自己PRは長所を言ってもいいですし、別のことを話すのもいいですが、長所と短所を聞かれる時とは違って長くエピソードを話すようにしましょう。

毎度言っていますが、自己PRと自己紹介は全く別物なので注意しましょう。1社だけ、「最初に自己PRをお願いします」と言われた会社があって、自己紹介をしそうになりましたがそういう状況にも騙されるずしっかり言葉を理解しましょう。

 第2位:あなたが今まで大切にしてきた考え方なんですか?

この質問が2位で3社から聞かれました。これは自分のモットーや考え方などを聞いているんだと思いますが、あなたという人間がどんな芯を持った人間なのか見る質問だと思います

「例えば、時間を大切にするようにしていて、どんな約束事にも10分前に行くようにしている」など「いつも笑顔でいることを心がけている」などです。

これを伝えることで人間性って少し分かりますよね。だから意外と多くの企業から聞かれたのかもしれません。

第3位:最近気になったニュースはなんですか

3位はこの質問です。最近のニュースはあなたがどんなことに関心を持って、どんな考えを知るためだと言えますが2社から聞かれました

就活講座でこれは聞かれると言われていたのですが、そんなに多くなかったですね!私、聞かれると思って新聞を見て言う言葉を考えていたのですが、1社だけその面接を受けている業界の中で気になったニュースを教えて下さいと言われ、作ってきた言葉が全く意味なくなってしまい焦りました。

確かに、その業界を受けているんですから業界のニュースは見ていないといけないですよね。なので「最近気になったニュースを教えて下さい」と言われたら、その志望している業界のニュースを見て作って行った方がいいと思います

私みたいに全体のニュースを作っていっても、業界で、と限定されてしまっては焦ってうまく答えられないで終わってしまうので。でも一番いいのは全体のニュースも業界のニュースも見ることだと思います。

 第3位:あなたは周りからどんな性格だと言われますか

同立で3位だったのはこの質問です。この質問をすることで周りからはどんな人だと思われているのか、またそれを客観的に捉えることが出来るのかを見ているんだと思います

2社から聞かれましたが、これは会社によって変える必要がないので、聞かれたらこういう風に言おうというのは考えておいた方がいいです。

ここでの注意は「周りに」どんな性格だと思われているか、なので自分は「~な性格です」と自分が思う性格を言うのはやめましょう。質問の意図を理解していないと思われてしまいます。

第3位:あなたが最近失敗したことを教えて下さい

またも同立3位は「あなたが最近失敗したこと教えて下さい」というものです。

この質問は形を変えます。私が受けた会社の一つは上の質問で、もう一つは「あなたが最近ストレスを感じた経験を教えて下さい」でした。他にも友達は「過去に人生で大変だった経験を教えて下さい」などの質問をされたみたいです。

この質問ではあなたの過去の失敗や経験を聞いて何を学び、どんな風に成長できる人なのかを見たいと思っています。なので失敗したことを教えて下さいと言われたからと言って「~に失敗しました」で終わってはダメです。

大事なのはその後。~に失敗して、何を学んだかの部分です。失敗したことがない人間はいないと思います。むしろいたとしたらその人は成長できません。自分が失敗したことを思い出してそれをどんな風に乗り越え、学んだのかエピソードを交えて話すようにしてみて下さい。

まとめ

今回は頻繁に出される質問ではありませんが、あなたが面接をたくさん受けていれば必ず出会う質問だと思います。

就活をこれから始める大学生の皆さんは余裕のあるうちに、これらのことを考えて、自分ならどんな風に伝えるか考えてみて下さい。どちらにせよ、話すのがうまくないのなら回答を用意しておくことに越したことはないのでやってみて下さいね。

(chaaamy)