今回は、就活を終えた大学4年生の私が、10社の面接を受けてみてどんな質問が一番よく聞かれるかをランキングにまとめてみました。

もしこれから面接を受ける予定がある方は、今から紹介する質問は回答を用意することが必須になりますのでぜひ覚えておいて下さい。

第1位:あなたがうちを志望する理由を教えて下さい(志望理由)

志望理由は面接時に聞かれる質問第1位です。聞かれるタイミングが1次面接であったり3次面接であったり、聞き方が違ったり、それぞれですが10社中10社必ず聞かれます

むしろこの質問をしない企業は少し怪しいと思った方がいいと思います。誰でもいいから人を入れようとするブラック企業かもしれません。

志望理由は選考の中でも最も批准を置いて採用を行う質問だと思うので自分が納得がいくまで考えて、聞かれた時にしっかり答えられるようにしましょう。

第2位:自己紹介をして下さい

面接の一番初めに「自己紹介をして下さい」と言われたのは9社です。

面接をする前の挨拶のようなものですからほとんどの企業でこの質問はされますね。この時、名前だけを言うのではなく、自分が聞いてほしいことや、自分はどういう人間なのかを一言で話す必要がありますから、何を自己紹介で話そうか考えていきましょう

ちなみに「自己PRをして下さい」という質問より「自己紹介をして下さい」という質問の方が多かったです。

第2位:最後に何かありますか

同立2位は「最後に何かありますか」という質問。上と同じく9社から聞かれました。もちろん最後に聞かれます。

この質問は恐らく、面接官が礼儀として言ってくれている質問だと思います。「何かうちの会社で分からないことがあったら今聞いていいですよ」というものです。

なので出来るだけ「特にありません」などと興味がないのかなと思わせることはやめましょう。本当に行きたい企業だったら徹底的に調べていくはずなので何かしら出てきます。本当に出てこなかったら「会社の雰囲気を教えて下さい」などでもいいと思います。

ただここも注意点があるのですが、「何かうちの会社で分からないことがあったら今聞いていいですよ」と言っているからと言ってタブーな質問は減点されてしまうかもしれません。給料のこと、休みのこと、ネットでの評判などイメージを悪くする質問はさけるようにして下さいね。

 第4位:学生時代頑張って来たことを教えて下さい

「学生時代頑張ったこと」は7社に聞かれました。よく聞かれる質問と言えます。これはあなたが、過去にどんな事を頑張り、どんな事を感じたのか経験を聞くことによって人間性を探るものです

学生時代の活躍は将来、あなたの仕事力を想像することが出来ます。ここで注意点ですが、学生時代と聞かれているからと言って高校生の頃の話や中学生の頃の話を中心に話すのはやめましょう。

企業は「最近のあなた」の行動を知りたいはずです。集団面接でも、高校生の頃の話を中心にしている人がいたんですが面接官に「大学時代は何を頑張ったんですか?」と聞き返されてしまっていました。大学時代頑張ったエピソード考えてみて下さい。

第5位: この業種を選んだ理由を教えて下さい

「この業種を選んだ理由を教えて下さい」という質問、想像していなかったのですが意外と多くの企業から聞かれました。全部で5社です。

これは出題傾向としては1次面接、2次面接の初めの段階で聞かれることが多いですね。最終面接で聞かれることはほとんどないです。

話の流れで聞かれることはありますが、しっかりと質問で出されるのは初め。志望理由だけ作っていけばいいやと安心していると失敗するのでどうしてこの業種を選んだのかしっかり伝えられるようにしましょう。

この時、自分が経験した話などを盛り込んでいくと共感してくれて、志望度が高いんだなと感じてもらえると思います

ここでもまた注意点です。たくさんの業種を受けていると相手の企業に伝えるとこの質問はされなくなるのですが、一つに絞っていないということは「自分の軸がない」と思われてしまいがちなので気を付けましょう

出来るだけその業種に絞っていると伝えた方がいいと思います。なんとなくですが、私は絞っていないです。と伝えたところは落ちているような気がするので。

第5位:10年後の自分はどんな自分になっていたいですか?

これも同立第5位、将来の自分像を聞く質問です。これはよく聞かれると聞いていたので考えてから面接を受けにいったのですが、正直この質問が一番難しかったかなと思います。

10年後あなたは自分のことをどう想像しているかによって会社で使える人材であるのか、伸びを期待できる人であるのか見極めます

したがって、この質問10年後の自分だからと言って「結婚して、子供を産んで~」などそういうことを聞いているのではありません。10年後の自分の姿と言われたら会社であなたは何をしているのかというのを聞きたいのです。

なのでこれは会社によって回答を変えていかなくてはいけません。その会社に入ることを想定して自分が10年後何をしているのか、本当に行きたい会社ならスラスラ出てくると思います。

まとめ

どれも上記の質問は、面接で必ず聞かれる質問なので、絶対に用意していった方がいい回答です。そしてよく聞かれる質問というのはその分配点が高いです

あなたの答え方によって採用、不採用が左右されますから慎重に考えていって下さいね。これだけの質問を毎回用意しておくだけでも相当な自信になると思います。質問は多くても5~6くらいなので、紙を見なくても話せるようにしておきましょう。

(chaaamy)