就活での面接では様々な質問をされます。
それは志望理由や自分が今まで頑張って来たことなどの定番な質問から「あなたを野菜に例えるとなんですか?」など変な質問まで色々です。
しかし、こんな変な質問はたくさんの企業で聞かれるわけではなく、またこの答えが面接官の想像のものと違うので不採用なんてこともないので、その場で何とか答える事が出来ればそんなに気にしなくて大丈夫なんですが、面接で聞かれて困ってしまう質問が中にはあります。
それが、「簡単そうに見えて難しい質問」です。実はこの質問、普通に難しい質問をされるよりも回答に困ってしまう事があるのです。それは、自分のことについての質問や今まで考えてもみなかった質問をされるからです。
しかも質が悪い事に簡単そうに見えて難しい質問はあなたの軸を見るものなので選考基準として重要視されます。なので、ここでは早めに対策が出来るように、就活の面接で今まで私がされた、簡単そうで難しい質問を紹介したいと思います。
質問1:あなたのプライベートでの将来の夢はなんですか?
「あなたのプライベートでの将来の夢はなんですか?」私が面接で一番最初に苦戦したのはこの質問でした。
もともと就活サイトなどを見てみると「あなたの10年後の夢は?」や「あなたは将来どのようになっていたいか」などの質問はよくされると書いてあったのでそれらは対策をしておいたんですね。
サイトを見ると10年後の夢や将来はその会社に入ったと過程して話していくのがよいと書いてあったので、「私は仕事で~をして~な人間になります」というような回答方法だったのですが、「プライベートでの将来の夢」と聞かれて戸惑ってしまいました。
もちろん面接官には「仕事以外での夢ね」と言われてしまったんですが、意表を突かれ、用意することも出来ずに答えることが出来ませんでした。
なかなかプライベートで自分の夢っていうのは思いつかないですよね。そこで私、この答えをなんて答えるのが良かったのか、人事を担当している親戚に聞いたのですが返ってきた答えがこれでした。
「将来は仕事を頑張り子供の前で胸を張れる母になりたい」男子であれば「将来家族を持ち温かい家庭を築いていきたい」というのがいいのではないかと言われました。
すごく感動して、そっか、そういう事を言えば良かったのか。と思いました。もちろんこの回答だけでなく「将来家を買いたい」というのも大きな目標だと思います。
要は、面接官はこの質問で仕事以外にもきちんと目標を持って行動することが出来る人間なのかを見ているんです。
私が内定をもらった企業の社長から言われた言葉も「プライベートを充実させる事が出来る人は仕事も出来る」という言葉でしたし、きちんと目標を持てるかというのは見ていると思います。
質問2:あなたのキャッチコピーを教えて下さい
「あなたのキャッチコピーを教えて下さい」これ、いきなり聞かれたらとっさに答えることが難しいですよね。
一見自分の性格のことだし、簡単そうに見えるのですが、回答を考えていくのも難しかったです。
この質問は友達が聞かれたと言っていたので対策をしていったのですが、私も一度だけ聞かれました。その時に答えた私の回答がこれです。
「私のキャッチコピーは愛嬌のあるお喋りキャラです。私は誰かと話すことが大好きです。友達だったり、お客様だったり、家族だったり、話せる機会があるとすぐに話をしてしまいます。
しかし、ただ自分の事をよく話すのではなく、相手の話を聞き、アドバイスだったり励ましだったり、一緒に会話を楽しむことを大切にしています。
ただ自分の話をするのではなく、聞く姿勢というのを大事にする事を前提としてよく話すので周りの人から愛嬌がある、話していて楽しいと言われます」
この回答方法は最後フィードバックの際に面接官に褒められました。どんっと気になるキャッチコピーを言ってその説明が人を納得させるような回答でとてもよかったと言われました。
この回答方法は「どういう意味だ?」と思わせるような言葉をキャッチコピーにして、その後「ああこういう意味だったのね」という回答を面接官に説得するように答えるととてもいいです。
その時に自分のよい性格をアピールできれば尚いいと思います。
質問3:就職活動で気付いた新たな自分を教えて下さい
「就職活動で気付いた新たな自分を教えて下さい」この質問が私の中で一番難しかったですね。
就職活動はただやればいいだけじゃないという事を分かっているか、この人は与えられた事から何かを学べる人なのかを見ているんだと思いますが、用意していかないとスラスラ答えられるものではありません。
私は、すぐに答えを言えたわけではないのですが、少し考える時間をもらって伝えた回答がこれです。
「これまで就職活動で広い範囲から業種を見てきましたが、特に感じることが、自分の好きなこと、興味を持てるものを行っている会社の説明会に行くと、その職場に入った自分というのを想像出来ると感じました。
好きなことを仕事にしてはいけない、と言われる事もあるのですが私は好きな事を仕事にすることで自分を高めていける人間だと思います。
今までは合理的に考えていたため気付くことが出来ませんでしたが、一度自分という人間を客観的に見て就職活動を行ったため気付くことが出来ました。」
面接官の人には止まってしまったから答えられないかと思ったけど、すごく良い発見をしたと思います。と言われました。
この時は焦らずに自分が一番何で苦労して、そこから何を得たのか考えました。就職活動で1度はみなさん苦労するはずです。その時のことを思い出し何が辛かったのか、でもそこから何を得ることが出来たのか考えてみて下さい。
まとめ
このように一見、質問だけ聞けば簡単そうな質問でも考えてみると意外と浮かんでこなかったりします。
その時は自分というものを客観的に見てどういう時が嬉しかったのか、どういう時は苦しかったのかなど考えるようにしてみて下さいね。
また、この回答例に関しては褒められたもの、人事の人に聞いた回答を乗せたのでぜひ参考にしてみて下さい。
全部を使ってしまうと、その答えについて深く聞かれた時に困ってしまいますから、あくまでも参考程度に自分に当てはめて考えてみて下さい。
(chaaamy)