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大学生になって初めての一人暮らしとなると、家に帰っても誰もいなくて寂しいと思うことも多いはずです。

実家で暮らしている時は家族が一緒ですが、一人暮らしになると基本家にいても1人です。そのため、寂しさのあまりホームシックにかかってしまう人も多いようです。

中にはこの寂しさを紛らわすためにペットを飼う人もいるようですが、一人暮らしの大学生でペットを飼うべきなのでしょうか?今回は一人暮らしでペットを飼うことについて考えていきたいと思います。

基本的に一人暮らしの大学生はペットは飼わないほうがいい

一人暮らしで寂しいのもわかりますが、一人暮らしの大学生は基本的にペットは飼わないほうがいいです。理由について簡単に説明します。

そもそもペット禁止の部屋が多い

まず第一に、大学生が住むようなマンションではペットの飼育を禁止していることが多いです。

もちろん、こっそり飼うこともできなくはないですが、やはりコソコソペットを飼うというのも大変で大きな負担となります。

ペット飼育可という条件のマンションを探してもいいですが、やはり条件が増えれば増えるほど部屋は見つかりにくくなるのでオススメしません。

一人暮らしの大学生にとってペットは世話が大変

一人暮らしの大学生にとって、ペットの世話は大変です。エサや掃除、トイレの始末などやることがたくさんあります。

学生は日中家にいないことが多く、サークル活動や飲み会などがあれば夜も遅くなります。すると、帰宅してみれば部屋がカオスになっていたなんていう事態が多々あります。

学業に遊びと学生は大変忙しいのです。そのうえペットの世話までしていたら大変です。旅行にも気軽に行けなくなります。

ペットがかわいそう

飼い主が家にほとんどいないとペットはどう思うでしょうか?私は動物の気持ちを理解することはできませんが、恐らく寂しいと思ってしまうのではないでしょうか。

実際、寂しいと不安やストレスなどを抱えてしまい、病気になることも多いようです。確かに人間も一人暮らしで寂しいと感じますが、ペットも同じように寂しいと感じるのです。

自分の寂しさを紛らわすために、ペットにまで寂しい思いをさせてしまってはいけません。

ペットを飼っている一人暮らしの大学生はいるのか?

実際問題として、一人暮らしの大学生でペットを飼っている人はどれくらいいるのかというと、ほとんどいないというのが現状です。

やはり世話も大変ですし、ペット禁止のマンションも多いからです。実際に、私の周りで一人暮らしをしていた友人でペットを飼っていた人は1人もいませんでした。

もちろん、中にはペットを飼っている一人暮らしの大学生もいるでしょう。ただ、そんな人は極めて少数派です。大多数の一人暮らしの学生はペットを飼っていないということを理解しておいてください。

命には責任が伴う

ペットも命ある生き物です。命を扱うのですから、それには責任が伴います。ペットを飼うからにはしっかりと飼育していくのが責任です。

1日くらいエサをやらなくてもいいというようないい加減な考えではペットを飼うべきではありません。ペットを飼うというのがあまりにも一般的になりすぎて忘れがちですが、ペットを飼うということは極めて重い責任を伴うのです。

一人暮らしの大学生にその重い責任を果たせるかというと極めて怪しいです。昼間は大学に行かなくてはならず、放課後はサークルやアルバイト、飲み会などの遊びもあるでしょう。ペットを飼ってしまったら、これらのうちどれかを必ず諦めなくてはなりません。

大学生のうちにしか経験できないことや、自分がしてみたいことをペットを飼うことによって諦めなくてはならないかもしれないのです。

そう考えてみると、ペットを飼うと人もペットも不幸になります。個人的にも、一人暮らしの大学生がペットを飼うことはオススメしません。

どうしても飼いたいなら小動物を飼おう

一人暮らしの大学生の方で、それでもどうしても飼いたいという場合は、小動物を飼うようにしましょう。

小動物とは、たとえばハムスターや熱帯魚といった動物です。たとえ小型犬でも犬や猫は飼うべきではありません。世話が大変になりがちですし、比較的高等動物であるため感情を持っているからです。

そのため、世話が簡単で飼い主がいなくても特に気にしない小動物を飼いましょう。ハムスターや熱帯魚などはその典型的な動物です。ただ、熱帯魚などは飼育が比較的大変なようです。

どうしてもペットを飼いたいという場合は飼育が非常に簡単で、飼い主が家にいなくても全く気にしないという動物を飼うようにしましょう。

まとめ

以上のように、一人暮らしの大学生がペットを飼うことはオススメしません。ペットを飼えば確かに寂しさは紛れるかもしれませんが、それ以上の負担やコストが発生するからです。

世話も大変であり、ペットも悲しい思いをすることになります。どうしても飼いたいというなら手間のかからない飼育が簡単な小動物を飼いましょう。

ただ、たとえ小動物でも命は命です。ちゃんと責任を持って飼育するようにしてください。