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大学生といえば、サークルとアルバイトというイメージが強いですが、別に必ずアルバイトをしないといけないというわけではありません。

アルバイトをしないという選択肢を選ぶこともできます。では、大学生でアルバイトをしないという選択肢は果たしてアリなのでしょうか、ナシなのでしょうか。

今回は大学生でアルバイトをしないという選択肢について解説していきたいと思います。

一部の大学生がアルバイトをしない理由

まずはじめに、アルバイトをしない理由から考えていきたいと思います。

親がお金持ちだと、お金に余裕があるから

そもそもなぜアルバイトをするのかというと、お金を稼ぐためというのが一番大きな理由ですよね。逆に考えると、十分お金があればバイトをする理由も無い訳です。

つまり、親から多額の仕送りがあったり、何かしら収入源があるという大学生はバイトをしなくても生活できるので、わざわざアルバイトをすることも無いということになります。

ただ、このようにアルバイトをそもそもする必要がないという学生は「選ばれし者」なので、アルバイトをしていないという大学生の中でも多数派というわけではないようです。

選ばれし者の例としては、親が医者や弁護士、会社役員で非常に裕福であるという典型的なお坊ちゃん、お嬢様タイプと自分でビジネスをしているという天才タイプがいます。

しかし、この選ばれし者の中にもなぜかバイトをしている人もいます。私の友人も親が開業医で好きなだけATMからお金を下ろせるという女の子がいましたが、スポーツクラブでバイトをしていました。理由を聞いてみると、「暇だし趣味がてらやってる」だそうで、そもそもバイトをする理由が一般人とは違いましたね。

時間が無い

最も多い理由が時間が無いからというものではないでしょうか。サークルや部活、理系の場合は研究で忙しいということも多いようです。

勉強や研究で死にかけている理系の学生を除けば、リア充グループともいえます。このリア充達はスポーツ系の部活で毎日トレーニングしていることもあれば、ボランティアサークルなどをかけもちしていることもあります。

人により事情は様々ですが、共通しているところはとにかく毎日が充実してて忙しいというところでしょう。非リア充が聞くと泣いてしまいそうになります。

かくいう私も大学生活は非リア充でものすごく暇だったのでバイトをしていました。このリア充達はとにかくサークルや部活動、友達付き合いで忙しいのでバイトをする時間がありません。

そのため、生活は親からのお小遣いや仕送りが頼りというケースが多いようです。

バイトするのが面倒

まれなケースですが、天性の怠け者でバイトすら面倒だからしないという人も存在します。まさにニート予備軍ですが、実際にニートになる人もいるので笑えません。

しかも、こういうタイプの人は生活にメリハリが出にくいので、次第に学校もさぼりがちになり、気づいたら学校からいなくなっていたというケースも散見されます。

アルバイトはある意味生活のリズムを作ってくれるので、ダラダラと何もしないと学校も面倒になってくるのです。

確かにアルバイトは面倒ですが、生活のメリハリをつけるいいきっかけにはなるので、怠け者の人こそアルバイトをしてみてはいかかでしょうか。

勉強で忙しい

時間が無いに共通する理由ですが、勉強が忙しいという理由でアルバイトできない人もいます。このケースに当てはまるのは理系の学生やダブルスクールしている学生、トップレベルの国立大学の学生です。

つまり、頭の良い真面目な学生ということになりますね。正直、日本全体で見るとほとんどの大学生はこの部類に含まれないので、勉強で忙しくてバイトができないという学生の数も全体で見るとあまり多くはありません。

何度もいうようですが、私もあまりに暇すぎたので毎日のようにバイトしていました。不真面目な文系学生の鑑ですね。

アルバイトをしないための前提条件

いままで見てきたように、アルバイトをしない理由は人によっていくつか分かれるようです。

しかし、アルバイトしないという選択肢を選ぶときには、いくつかクリアすべき前提条件があるように思えます。

お金が十分ある

当然ですが、生活に困らないだけのお金があることが必須条件です。お金が無いとそもそも生活できないですからね。

親から十分な仕送りがあるという人や自分で何かしらの収入源を確保している人は、まずこの前提条件がクリアとなります。お金が無いという人は、必然的にアルバイトをするということになります。

打ち込める何かがある

お金があればアルバイトをしなくてもいいですが、それだけでは前提条件としては不十分です。せっかくアルバイトをしなくていいのですから、その時間を使って何かしたほうがいいでしょう。

そうしないと、本当にただの暇人となって自堕落な生活を送ってしまうことになります。打ち込める何かがあることがとても重要です。

何もせずに無駄な時間を過ごしてしまうのはもったいないですし、就活でも自己PRのネタが無くて困ってしまいます。

アルバイト以外に打ち込める活動が無いのであれば、就活対策や経験を積むのも兼ねてアルバイトをしたほうがいいでしょう。

サークル活動や学生団体、勉強など、何かしら打ち込めるものがあれば、アルバイトをせずに自分の活動に取り組みましょう。

大学生がアルバイトしないのはアリ?

結論からいえば、大学生でもアルバイトをしないという選択肢はアリです。生活できるだけのお金が十分あり、何かしら打ち込めるものがあるという人はアルバイトをする必要はありません。

アルバイトをしないと得られないものというのはありますが、アルバイトしないことで時間を有効に活用できるというのも事実です。

アルバイトをしたほうがいい、しないほうがいいという議論は無意味です。アルバイトをすることのメリットもあれば、しないことのメリットもあります。

ほとんどの学生は経済的な理由によりアルバイトをしなくてはいけない状況にあるためアルバイトをしているのです。

そのため、アルバイトは大学生活の重要な要素として見られていますが、アルバイトをする理由が無ければ無理してアルバイトをしなくても構いません。

アルバイトをしないという選択肢も、そのメリットを考えれば選択肢としては十分魅力的なものだといえるでしょう。

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