ほとんどの大学生は何かしらのサークルか部活に所属します。それに加えて、アルバイトを始めるという大学生も非常に多いです。
高校時代はアルバイトが禁止されていたり、受験勉強のためになかなかアルバイトできなかったという人も多いのではないでしょうか。
大学生になるとサークルにバイトと大忙しとなります。では、サークル・部活やバイトは両立できるのでしょうか?
もくじ
ほとんどの大学生はサークルとバイトを両立している
サークルや部活に所属しているほとんどの大学生はバイトとサークルを両立させています。
なぜかというと、ほとんどの大学生は十分な仕送りがないからです。中には親がお金持ちで毎月とんでもない額の仕送りをもらっている学生もいますが、ほとんどの場合は遊べる余裕があるほどの仕送りはもらえません。
そのため、ほとんどの学生は強制的にサークルや部活とバイトを両立させられることになるのです。
ただ、後ほど詳しく説明しますが大学サークルとアルバイトの両立は十分可能なので、それほど負担が大きい訳ではないので安心してください。
アルバイトとサークルは両立は十分可能
サークルや部活とアルバイトの両立は十分可能です。
一部の超体育会系部活では体力的には難しいかもしれませんが、そんな部活は絶滅危惧種以上に貴重な存在なので心配いりません。
まずサークル活動は毎日ある訳ではありません。せいぜい週2、週3程度です。週1という場合も珍しくありません。そのため、サークルが休みの日にアルバイトすれば何の問題もないのです。
あるいは、サークル終了後にアルバイトに入っても問題ありません。サークル活動ではそこまで体力が必要であったり、時間が遅くなることも少ないからです。
体育会系の部活はサークルと少し事情が違います。練習量も多いので、サークルに比べるとアルバイトに使える時間は少なくなりがちです。
練習後にアルバイトに行くにしても体力の8割以上が練習によって失われているので、相当きついです。そのため、体育会系の部活動に所属する場合はアルバイトできる時間が少なくなります。
しかし、休日にアルバイトしたり、午前中に授業がない日の午前中にアルバイトすることもできるため、部活動とアルバイトの両立も十分可能となっています。
アルバイトでいくら稼ぎたいかを明確にする
サークルや部活とアルバイトの両立を考えるうえで大切なのは、1ヶ月いくら稼ぎたいかを明確にすることです。
一般的な目安としては月3万円〜5万円あれば、普通の大学生活は十分送ることができます。ただし贅沢はできません。もし旅行などに行きたい場合は月7万円〜8万円稼いでおけば十分です。
体育会系の部活に所属している大学生の場合、アルバイトで月7万円以上稼ぐというのは少し難しいかもしれません。
単純に時給900円のアルバイト先を考えても、月60時間以上働かなくてはなりません。1度のバイト時間を5時間と考えても、月12日以上の出勤です。正直これはきついです。サークルも部活もやってない暇人でも面倒と思ってしまうレベルです。2日に1回くらいの割合でアルバイトする訳ですからね。
サークルや部活とアルバイトを両立できるかは、月にいくら稼ぎたいかによって決まってきます。目標金額が高い場合は、緩めのサークルにするなど工夫するようにしましょう。
仕送りが十分な大学生ならバイトはしなくていい
よくアルバイトしないと社会について理解できない、学生時代の貴重な体験、アルバイトでしか得られないものがあるなんて話を聞きますが、私の経験では別にそんなことはありません。
正直、アルバイトして得られるものなどたかが知れています。友人や恋人もサークルやゼミで作ることができるのでわざわざアルバイトしてまで作る必要はないですし、アルバイトで学べる社会知識なんて一般常識レベルなので、生まれてからほとんど家を出たことが無いというレベルの人以外なら十分知っているものです。
私は学生時代にいくつもアルバイトをしましたが、何か得られたかといえば時給をもらえたというくらいしか答えることがありません。
そのため、親から十分仕送りをもらっている貴族大学生なら別にアルバイトなんかする必要はないです。アルバイトの時間を勉強に使ったほうがよほど有意義です。
私の友人の1人は貴族大学生ですが、金銭的に余裕があるためにアルバイトをしていませんでした。彼女は授業をしっかり出て、サークルに3つも所属していて、いつも忙しそうでした。
彼女は1,2年生で単位のほとんどをとってしまい、就活もサークルでの活動をしっかりアピールして内定をすぐにもらい、充実した大学生活を送りました。
アルバイトは自分の時間の切り売りですので、親が大学の学費を出してくれることを考えると、トータルでは赤字となります。それならば、アルバイトをできるだけしないで、その分充実した大学生活を送るほうが、時間やお金を大切に使うことになるといえるのではないでしょうか。
新入生の時は、できればバイトをするより複数のサークルに加入しよう
アルバイトしたいからサークルは1つだけ加入しておこうという考えは大切ですが、新入生の頃はバイトは控えめにして多めにサークルに加入しておきましょう。実際に加入してみて、微妙だったら幽霊部員になったり脱退すればいいのです。
なぜ多めに加入するかというと、1つだけ加入した時にその1つがハズレだった場合の保険をかけるためです。
サークルというのは基本的に1年生の春を逃すと加入しづらくなります。2年生になった時にも加入はできますが、ものすごく加入しづらいです。仲良しグループも出来上がっているため中々輪に入れません。そのため、サークルに加入しやすい1年生の春に多めにサークルに加入しておくべきなのです。
アルバイトを始めたら、優先度の低いサークルから幽霊化していけばいいのです。高校の部活と違い、サークルは脱退や幽霊化するのが簡単です。
そのため、多めに加入しても損はありません。少なめに加入する、ハズレのサークルだった場合、取り返しがつかないほどの損になることがあります。
それなら、大学1,2年生の時はバイトを控えめにして、サークルに多めに加入しておいたほうがいいという訳です。
アルバイトするからサークルは1つだけにするというのは立派な心がけですが、実際には複数のサークルに加入しておくことをオススメします。
まとめ
このように、大学生はサークルや部活とバイトを十分両立させることができます。そのため両立できるか不安だと心配する必要は全くありません。
ただ、もし十分な仕送りをもらえるならアルバイトをする必要はありません。そのかわり、複数のサークルに所属するようにしましょう。
また、アルバイトとサークルの両立を考えて1年生の時に1つだけサークルに加入するというのはやめましょう。下手をすると悲惨な大学生活を送ることになります。保険をかけるためにも、1年生の春のうちに複数のサークルに加入しておき、徐々に取捨選択していきましょう。