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アルバイトといえどもほとんどの場合は面接があります。

アルバイトの面接が人生で初めての面接という大学生もいるでしょう。基本的にアルバイトの面接は最低限のマナーが出来ていて、条件さえあえば受かります。

そのため、アルバイトの面接に受かるためにはしっかりとしたマナーを知っておく必要があります。

面接マナーを知っておけば就活の時にも役立ちます。マナーといってもそんなに難しいものではないので心配する必要はありません。

今回はアルバイトの面接マナーについて解説していきます。

アルバイトの面接マナー 身だしなみ編

アルバイトの面接で身だしなみは大変重要です。

これはアルバイトの面接だけでなく、就活の面接や社会に出て仕事をする時もとても大切なことです。

身だしなみによってあなたの評価が決まることもあるのです。身だしなみが良いと印象も良くなります。

良い印象は良い結果につながります。まずは身だしなみをしっかりと整えることから始めましょう。

服装は清潔感を意識する

まず最初に注意するべきことは清潔感です。

フケが大量についていたり、なんだか小汚い格好をしているととても不潔に見えます。不潔に見えてしまえば、どんなに優れた人間であっても印象は悪くなってしまいます。

逆に、清潔感がある人に対しては人は好印象を抱きやすいのです。清潔感が無いだけで、あなたは人から悪い印象を抱かれてしまうのです。

清潔感を持つことは、最低限の身だしなみのルールといえるでしょう。

髪色に注意する

大学生のみなさんは髪の毛を染めている人も多いかもしれません。一番多いのが茶髪ですが、中には金髪や紫といった人もいるでしょう。

日本社会では髪色は非常に重要な意味を持ちます。接客の場合は基本的に黒髪にすることが求められているのです。

もちろん、茶髪や金髪でもOKというバイト先なら問題ありませんが、接客業の場合は黒色にしてくださいと言われることがほとんどです。私も以前は茶髪でしたがホテルのフロントでバイトをするために黒色に染め直しました。

髪色が明るい人は事前に応募先に髪色について確認しておいたほうがいいでしょう。間違っても金髪や虹色の髪で面接には行かないでください。

ピアスなども基本的にNG

髪色と関連して、ピアスなども基本的にNGとしているところがほとんどです。

自分がお客さんとしてお店に行った時、金髪にピアスをした人が出てきたらちょっと怖いですよね。

髪色と同様にピアスOKのバイト先なら大丈夫ですが、基本的にはピアスはNGです。アルバイトの面接の時はピアスを外したほうがいいでしょう。

面接時服装はスーツがベター

アルバイトの面接なので必ずしもスーツで行く必要はありませんが、迷ったらスーツで行けばまず間違いありません。

基本的には普段着でもOKですが、あまりにラフな格好はやめましょう。あくまで面接に行くということを忘れずに、ジャケットなどを羽織るくらいのことは意識しましょう。

深夜にコンビニ前にたむろしてそうな格好はやめてください。また、ホテル業などお硬いバイトの場合はスーツで行ったほうがいいでしょう。

アルバイトの面接マナー 準備編

ここでは面接前の準備のマナーについて解説していきます。

遅刻しない

基本中の基本ですが、面接には絶対に遅刻しないようにしましょう。

アルバイト先の社員さんは忙しい合間をぬって面接してくれています。面接に遅刻するということは、その社員さんの貴重な時間を奪うことになります。

面接に限らず、相手との約束に遅刻することは相手の時間を奪うことになるので遅刻は絶対にやめましょう。約束の5分〜10分前には面接会場につくようにしてください。

履歴書は綺麗なものを使う

稀にいるのですが、くしゃくしゃの履歴書を使ったり、修正だらけで文字が読みにくい履歴書を平気で出してくる人がいます。

履歴書はいわば自分の分身です。その自分の分身を粗末に扱うのは非常に残念なことですし、汚い履歴書をもらった相手も気分はよくありません。

いい加減な人なんだなという印象を相手に与えてしまいます。履歴書は綺麗なものを必ず準備しておいてください。

事前にトイレは済ませておく

面接前にトイレは必ず済ませておきましょう。

トイレは生理現象なので仕方がない面もありますが、やはり面接中にトイレに行くと常識が無いのかなと思われてしまうこともあります。

面接前にトイレを済ませることは常識なのです。そのため、面接前にトイレは必ず済ませましょう。

アルバイトの面接マナー 言葉遣い編

意外にしっかりとできないのが言葉遣いです。しっかりとした敬語を使うことはもちろん、礼儀正しい言葉遣いを心がけましょう。

「うん」で答えない

当たり前なのですが、面接官に何か聞かれたら「はい」や「いいえ」で答えましょう。

意外に多いのですが、「うん」と答えてしまう人もいます。面接官は友達ではありませんから、「うん」と答えるのはマナー違反です。「はい」や「いいえ」で答えるようにしましょう。

若者言葉を使わない

あまり慣れていないと、普段使っている言葉がついつい出てしまいます。たとえば、「やっぱ」や「ていうか」という言葉です。

普段使っているので意識しないでいると面接の場でもついつい使ってしまいます。

また、「〜なんすよねぇ」もNGです。

このような若者言葉は敬語ではありません。くれぐれも面接では使わないようにしてください。

語尾をやたら伸ばさない

結構多いのですが、語尾をやたらと伸ばす人がいます。

「そうですー」や「はーい」というように、語尾を伸ばすととてもいい加減な人に見えます。聞いていてもなんだかだらしない印象を受けるので語尾を伸ばすのはやめましょう。

きびきびと答えることで、とてもしっかりとした印象を相手に与えることができるので、質問に答える際は語尾を短くして歯切れよく答えるようにしましょう。

アルバイトの面接マナー 面接本番編

ここでは面接本番でのマナーについて解説していきます。

挨拶と御礼をする

面接が始まる前に必ず面接官に挨拶をしましょう「おはようございます。本日はよろしくお願いいたします。」等の簡単なもので大丈夫です。

挨拶をしっかりするだけでも相手に良い印象を与えることができます。また、面接室に入る前にはノックし、「失礼します」と一声かけてから入室するようにしましょう。

面接が終わった後は必ず御礼を言ってから退室するようにしてください。御礼も「本日はありがとうございました。」等簡単なもので大丈夫です。

面接中は携帯電話の電源を切る

当然ですが、面接中は携帯電話の電源を切りましょう。かかってきた電話に出るなんてもってのほかです。

しかし、なんと面接中にかかってきた電話に平然と出るというツワモノもいるようです。

明らかなマナー違反なので、面接中は携帯電話の電源を切ってください。

貧乏ゆすりをしない

意識しないとやってしまいがちなのが貧乏ゆすりです。

もしあなたが面接官で、応募者が貧乏ゆすりをしていたらなんだか気分が悪いですよね。

貧乏ゆすりをしているとなんだかだらしなく見えますし、相手にも不快な印象を与えてしまいます。

普段貧乏ゆすりをしてしまう人は、太ももに手を上から置くなどして貧乏ゆすりしないように工夫してください。

イスを片付ける

面接は座って行うのが基本です。面接で自分が使ったイスは必ず片付けましょう。

片付けようとして、もし面接官からそのままにしておいてくださいと言われればそのままで大丈夫です。

イスを片付ける時は、たとえば近くにある机の下に入れたり、壁に沿って立てかけるなどしましょう。

とても些細なことなのですが、これをするだけでかなりしっかりしているように見えるので、だいぶ印象もよくなります。

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