前回、就活研究会に行ってきて、面接についての記事を書きましたが今回もその続きを書いていきたいと思います。
今回の記事は初めて、3年生が面接する上で自分では気付いていないことをフィードバックしてあげました。
その時の様子を書いていこうと思いますので、皆さんも見ていて下さいね。
きっと皆さんも初めて面接をする際に同じことになってしまいがちだと思うのでこの記事を見て意識するようにして下さい。
面接の練習時に元気がなく、暗くなっている
まず初めに気付いたのはみんな元気がないな~ということでした。就活研究会が始まる前はみんな教室で楽しそうに話しているのに面接が始まった瞬間、元気が無くなってしまうのです。
それは、緊張しているからとか、自信がないからという理由からくると思うのですが、面接官という立場から見ていると「あれ、疲れているのかな?」「うちに入りたい意欲は本当にあるのかな?」とマイナスに捉えられてしまいます。
特に、自分の趣味について話す時やアピールをする時というのは自分がやっていて楽しいことですよね?そしたらもっと明るく話さなくては、アピールしていても面接官には全然響きません。
正直に言うと今回の面接で面接官をしていて、みんなの元気が無かったので途中、眠くなってしまいました。
本当の面接官だったら1日に何度も面接を行って色んな人をみるわけですから、元気がない話し方をしていると眠くなったり、飽きたりしてしまうわけです。
面接官も人間ですから、言葉に抑揚をつけたり楽しい話は楽しそうに話すだけでも捉え方は変わっていくものです。
語尾が小さくなっていく
これも多くの人に見られたのですが、話しているうちにだんだんと声が小さくなっていってしまうんです。
「私が学生時代頑張ってきたことは~です」まではハッキリ言えるのですが、その後自分がやってきたことを話す時に、だんだん声が小さくなっていってしまい、最後何を言っているのか聞こえませんでした。
これはきっと自分の解答や話に自信がないからおきてしまうことだと思うのですが、だんだん声が小さくなっていく人を見ていると、この人、自分の仕事も自信なさそうにこなしそうだなあと思ってしまいます。
特に営業職だったら、自信なさそうにモノを売る人から買いたいと思う人はいませんよね?なので、自信が無くても話は必ず言い切るように、ハッキリ答えられるように練習して下さい。
出てしまった言葉というのは戻るものではありませんから、ハッキリ話して間違えてしまったら「すいません、間違えました」と訂正するようにしましょう。
消極的な言葉は面接官に悪い印象を残す
これもかなり目立っていたなあと思うのですが、ここでいう消極的、というのは自分からアピールしないというわけではなく、自分のことを面接でけなしてしまうということです。
「私はあまり自分から人に声をかけていくタイプでは無かったのですが」「自分がそもそも消極的な人間なので」など、アピールしたい話をするために、事実を話しすぎてしまうのかもしれません。
しかし、面接は自分をどれだけアピール出来るかの場、そこで自分のマイナス点を話してしまうのはとても勿体無いです。
言葉って意外といい事よりも悪いことの方が頭に残ってしまうもので、私が面接官として聞いていた時、いいことよりも「この人は消極的なタイプなのか」ということしか頭に残りませんでした。
面接は言ってしまえば、自分がどれだけプラス評価をもらえるかですから、自分から自分をけなして評価を下げてしまわないように気を付けて下さいね。
面接官に伝えたい事が伝わって来ない
これは、きっと初めての面接だったからだと思いますが、まだ話し方が分からず自分の伝えたいことがうまく伝えられていないように感じました。
質問をしていることに対して、答えようとする意思は見えるのですが、長々とはなし過ぎてしまったり、質問とは違う部分を一生懸命話してしまったりしていて、けっきょく何がいいたいのか分からなかったです。
せっかくの質問にうまく答えられなかったり、回答がズレていたりするとマイナス評価になってしまうので、しっかりと面接官が聞きたいことは何なのかよく理解してから回答するようにしましょう。
私も一度やってしまったことがあるのですが、面接官の人に「聞きたいことはそこではないんだよね」と言われて、後日落とされてしまいました。
質問に的確に答えつつ、自分をアピールしていくことって本当に難しいですが、面接官が自分の何を知りたいのか、というのを考えると答えるべき回答がみえて来ます。
はなし口調で話してしまっている
これも色んな人に見られた現象でした。「~的にも」「~しなくて」「~ですけど」「やっぱり」などついつい普段話している口調が面接で出てしまいます。
それは緊張感がないから、とかではなく緊張している時だからこそなってしまうものです。
面接官に突っ込んだ質問をされると慌ててしまい、普段の口調が出てしまってるなあと思いながら見ていました。
これを治すのも練習あるのみだと思いますが、クセというのはなかなか消えません。なので普段から目上の人と話すようにするか、友達と話す時でもかしこまった言い方はしなくていいですが「~してる」を「~している」という風に意識して治してみて下さい。
これは早いうちから練習しておかないと面接でもつい、出てしまいますから今から気を付けて下さいね。
まとめ
今回面接が初めての3年生を面接官という立場から見ていきましたが、色々な発見がありました。
緊張すると人間こういうクセが出てしまうんだな、という事だったり、自分をアピールする面接の場で無意識に自分をけなしてしまっていたり、なかなか私は面白いなあと思って見てました。
日本人は周りに合わせる習性がある、と聞いたことがあるのですがもしかしたら面接にもそれが現れているのかもしれませんね。
消極的なところや、語尾が小さくなってしまうことなど無意識に周りの人にアピールチャンスを譲ってしまっているのかもしれません。面接は小さくアピールしていても面接官の人は気付きません。
なので少し目立つかな?くらいに自分をアピールしていくことをオススメしますよ!「周りと同じ」が一番面接ではよくないですから、目立つくらいのアピールは心配いりません。
(chaaamy)