私は就活中に数々のグループディスカッションを受けてきてグループディスカッションのコツを掴みました。
大学ではなかなか練習することが出来ない選考の一つではありますが、私は大学の就活講座を受けていたということもあり、早い段階からコツを掴むことが出来ました。
そのお陰で、就活中のグループディスカッションの成績は10回受けたうちの9勝で勝率90%になります。残念ながら落ちてしまった一つの企業は履歴書もセットで見るところだったということもあり、自分で言うのもなんですが、いい成績だったなと思っています。
なのでグループディスカッションには自信があります。今回は就活生の方にもコツを掴んでもらうために、私が実際に体験してこれは使えると思った「グループディスカッション必勝法」を解説したいと思います。
グループディスカッションでアピール出来る役をするために
グループディスカッションはだいたい4人~8人くらいで議論を行うんですが、その中で大事になってくるのが役割です。
役割はタイマー、司会、リーダー、発表者、書記などがあり、企業によっては役割を決めてから始めて下さいというところもあるのですが、たいていの企業は決めずに自然と自分がどんな役をやっている!と気づくスタイルです。
もちろんこの時に一番、面接官にアピール出来る役割は「司会、発表者、リーダー」ですが、普段から仕切る役割をしていないとなかなかこの役割はゲット出来ません。しかし、このいい役割を普段仕切っていなくてもゲット出来る方法があるので紹介していきます。
まず、簡単に周りをまとめる役割になるためには、一番最初に、面接官が「では、議論を始めて下さい」と言った後に「では話し合っていきましょうか」など声を発することです。私は何度もグループディスカッションを受けて来て気付いたのですが、この時、一番最初に声を出した人がそのグループを最後まで仕切ります。
なので、なんでもいいので「話合っていきましょうか」「この議論についてどう思います?」「初めに自己紹介をしましょうか」など、議論の始めに声をだすようにしましょう。そうすれば気付けばあなたを中心に議論が進んでいきます。
グループディスカッションの司会役はどの就活生でも簡単にできる
ただ、もちろん「話し合いましょう」とだけ言ってその後何もしなければ重要な役は手に入りません。
なのでここでの流れであなたが司会役になる事が一番いいのですが、「司会なんて難しくて出来ないよ…」「もともと人をまとめるタイプじゃない」なんて人もいますよね。
しかし、私は色々な役を試してやってみたのですが、どの就活生でも一番簡単に話を進められるのが司会だと感じました。
まとめる力がなくても、リーダーシップがなくても司会ならやることが出来きますし、目立つことも出来ます。
それはなぜか。司会には余裕があるからです。もし議論の内容が意味が分からない題材だったとしたら、司会はみんなの意見を聞いてから発言していけばいいのです。
つまり先に、「~さん、これについてどう思いますか?」と聞いていけば、自分はみんなの意見を聞き、こういうことかと理解してから自分の意見を述べることが出来ますよね。
また反対に議題についてきちんと理解した場合だったら「私はこうやって考えましたが皆さんはどう感じましたか?」と話を振ればいいんです。
後はみんなから出てきた意見を整理して「まとめるとこういう事になりますがこの内容で大丈夫ですか?」と確認をすれば、ディスカッションを見ている面接官は「お、この人は出来る人だ」「積極的に議論に参加しているな」と思ってもらうことができます。
後は話に入れていない人に意見をふったり、タイマーに残り何分か聞いたりと気配りをすれば、それは完ぺきな司会になります。ここでこの役割がきちんと出来ればほとんどの企業で通ることが出来ます。
私自身も実はゼミでゼミ長を務めたことや、サークルでリーダーをやったりするタイプではないのですが司会はコツを掴んでから簡単にこなす事が出来ました。
グループディスカッションで司会役をするメリット
司会役をすることのメリットはさっき言ったことの他に、「発表者」をやらなくて済む。という点があげられます。
実は私は人前での発表が本当に苦手ですぐにあがってしまうタイプです。なので出来るだけ発表をやらずにアピールしたいと思って司会を選んだのですが、司会になると「発表者どなたかやってくれませんか」という言葉を言うことが出来るのでたいていは自分以外の人が発表者をやることになります。
ごくたまに周りが積極性がなさすぎるとシーンとしてしまうのですが、「この紙を読むだけで大丈夫なんで、困ったことがあったら助けますから~さんお願いします」と頼むとやってくれます。
グループディスカッションって、議論が終わると突然人事の人から「では~さん、発表お願いします」と言われることもあるので、議論中はみんないつ自分が当たってもいいように発表する覚悟がありますから、よっぽどのことがない限り頼んで断られることはありません。
まあ少し悪い言い方で言ってしまえば自分が思うように動せるのが司会ですから、この役割をやれればそんなに苦労はしないかなと思います。
まとめ
私の経験から司会が初めての人にもやりやすく、目立てる役割だと思って書いていきましたが、もちろん司会よりも得意なものがあったらその役割をする方が断然いいです。
発表が得意な人であればまとめてきたものみんなの前でうまく発表出来るととても高評価になりますし、司会とは別にリーダーの役割をするのでもこなせると評価が高いです。
ただタイマーや書記が得意という場合は少し目立ちが足りないので発言もたくさんするように意識してみて下さい。
要は自分が一番や、りやすく、しっかりとアピール出来る役を探すのが一番いいということです。なので初めてやる人はまず、簡単に出来る司会からチャレンジしてみて下さいね。
(chaaamy)