bookoff

ブックオフといえば中古の漫画や文庫本を取り扱っている大手中古書店ですが、ブックオフでのアルバイトは一体どんなものなのでしょうか?

書店や漫画屋さんでアルバイトしたいと思っている大学生にとって、ブックオフは主要な選択肢の1つでしょう。

今回はブックオフでのアルバイトについて解説していきます。

ブックオフアルバイトの仕事内容

まずは仕事内容を簡単に解説していきます。

ブックオフは覚えることが多く、慣れないうちは中々大変な仕事内容です。

買い取り

お客さんが持ち込んだ漫画や文庫本などを預かって査定する仕事です。査定が終わればお客さんに買い取ってもいいか確認し、代金を支払います。

買い取り金額にケチをつけてくる面倒くさいお客さんもいます。正直、ブックオフの買い取り金額は安すぎるのでケチをつけたくなる気持ちもわからなくはないですね。

私はいまだに「ヒカルの碁」を20巻持ち込んで全部で100円で買い取られたことがトラウマです。

レジ

特に説明も不要かと思いますが、レジ打ちの仕事です。それ以上でもそれ以下でもありません。

他のバイトでレジ打ちをしたことがあるという人ならすぐに慣れるでしょう。レジ打ちしたことが無くても決して難しい作業ではないので心配はいりません。

加工・品出し

古本屋独特の作業がこの加工です。

買い取った漫画や書籍、DVDなどを綺麗にして値札を貼る作業です。商品によってはビニールに梱包することもあります。

加工で綺麗にした商品はそれぞれの配置場所に持っていき陳列します。いわゆる品出しです。本棚の位置さえ覚えてしまえばこの品出しもスムーズにできます。

ブックオフでのアルバイトの待遇は?

ブックオフの待遇は決していいとはいえません。時給も低めに設定されていることが多く、昇給幅も大きくありません。

ただ、昨今の古本業界の状況を考えれば仕方ないかもしれません。街中にある古本屋はどんどん潰れていっています。

最近はブックオフのような大手も苦戦しており、私が住んでいる街にあった2軒とも潰れてしまいました。このような現状ということもあり、待遇は期待しない方がいいでしょう。

むしろ潰れてしまうリスクを考慮する必要があるほどです。

また、仕事においても時給以上の働きをさせられることが多いようで、それが不満で辞める人も大学生のアルバイトに多いようです。

私の大学の友人も時給と仕事内容が釣り合わないといって辞めました。

時給が低い割には仕事も大変なので、よほど古本が好きだという人やブックオフの社員を目指すくらいブックオフが好きな人でないと長続きしないようです。

また、土日出勤を求められる場合も多く、週1日2日の勤務だと嫌な顔をされることもあります。そのため、バイトはのんびりやりたいという人にはあまりオススメできません。

ブックオフの仕事はハード

ブックオフの仕事はかなりハードです。そのため、時給と釣り合わないといって辞める人も多いようです。私の大学の友人もその1人でした。

通常は社員がやるような業務でもバイトが担当します。たとえばクレーム対応などもバイトが行うことが多いケースです。

クレーム対応以外にも売上に関する報告や決定などもアルバイトが行うケースもあります。

通常は店長や社員などがそうした業務を担当するのですが、ブックオフではバイトが担当することもあります。

責任感がある仕事を任されて嬉しいという社畜精神旺盛な人であれば問題ないのですが、やはりアルバイトで比較的低い時給で働いているのにそんな業務までやらされるのは大変だといっても辞めていく人もいます。

このように、ブックオフでの仕事はかなりハードになるので注意が必要です。

店舗による違いがある

他のアルバイトと同じで、ブックオフも店舗によって雰囲気や仕事内容にかなり差が出ます。

たとえば店舗の規模によって仕事の大変さはかなり変わります。大型店舗はやはり客数がかなり多いので忙しくなりやすいです。仕事が大変で辞めた私の大学の友人も大型店舗勤務でした。

ただ、大型店舗の仕事がきついのはブックオフに限らずあらゆる業種に言えることです。アパレルもユニクロなどの大型店舗はかなり大変です。

ブックオフの場合、大型店舗では加工専門の人やレジ打ち専門の人もいる場合があります。

一方、小型店舗では買い取りからレジ、加工まで全てやることも多いです。どちらが大変かはなんとも言えないですが、大型店舗のほうがどちらかというと大変なようです。

また、店舗の雰囲気も店舗ごとに大きく異なります。店舗の雰囲気が店長や社員で決まるのは言うまでもありません。

社員がきつい店舗だと雰囲気も悪くなりますし、社員の性格がいいと逆に明るく楽しい雰囲気にもなります。これは全てのバイトに言えることです。

また、バイトの雰囲気も店舗によって異なります。ブックオフの店員は比較的オタクの人が多いですが、店舗によってはオタクの人がまったくいない店舗もあります。

ブックオフアルバイトの総評

ブックオフのアルバイトを総合的に評価すると、大学生にはあまりオススメはしないアルバイトとなっています。

仕事内容は時給に釣り合っていないことが多く、仕事もハードになりがちです。また、覚えることも多いので慣れていないうちは非常に大変です。社員でも体を壊して辞める人が多い位なので、アルバイトもかなりハードワークです。

私の大学の友人や、その他のアルバイト経験者も「やめておいたほうがいい」と太鼓判を押すほどなので、よほど古本が好きという人やブックオフを愛してやまないという人以外はやめておいたほうがよさそうです。

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