みなさんはBARに行ったことはあるでしょうか?恐らく大学生でBARに行ったことがあるという人はあまり多くないと思います。BARに行く大学生のほとんどはよっぽどお酒が好きなアル中予備軍か、大人ぶりたい大学生です。
ちなみに私の場合はBARでメニューを見ないでお酒を注文できるようになってかっこつけたいという理由でBARに行っていました。
ただ残念なことにモテることはありませんでした。このようにお客さんとしてBARに行くのもいいですが、実はバーテンダーとして働いてみるのも非常に面白い体験ができます。
今回はバーテンダーのアルバイトについて解説していきたいと思います。
もくじ
バーテンダーの仕事内容
バーテンダーの仕事内容は実は他の飲食店とほとんど同じです。開店前に準備をし、お客さんからオーダーをとり、お酒を作ります。
このお酒を作ることに非常に大きなウェイトが置かれているのがバーテンダーという仕事なのです。
居酒屋でのアルバイトとの大きな違いはいかにオシャレに美味しいお酒を作るかということくらいで、仕事内容自体はほとんど同じです。居酒屋でのアルバイトでもお酒はいくらでも作りますからね。
しかし、バーテンダーの価値はやはりオシャレで美味しいお酒を作ることにあります。その点、仕事内容自体は同じでも居酒屋バイトとは価値を生み出す場所が大きく異なるといえます。
バーテンダーの特徴
バーテンダーのアルバイトの特徴としては大きく2つあります。
お客さんとの会話
バーテンダーの主な仕事はお酒をつくることですが、お客さんと会話することも大事な仕事の1つです。黙々とお酒を作る渋くて硬派なバーテンダーを演じてもいいですが、大抵はマスターに怒られます。
お酒だけではなく、バーテンダーとの会話を楽しみにしているお客さんも多いのです。しかも若い大学生が硬派のバーテンダーを演じるとただの無愛想な子供にしか見えないので硬派好きな学生にはつらいところです。
また、コミュ障の人だとこの段階で詰んでしまいます。お客さんもコミュ障で特に会話が必要ないという場合なら問題ありませんが、会話を楽しみにしているお客さんだと大変なことになります。会話がうまく成立せず、なんとも気まずい空気が流れることうけあいです。
もちろん、無理にしゃべりかける必要はありません。お客さんの中にはただ静かにお酒を飲みたいという人もいるので、空気と絶妙な距離感を感じ取ることがバーテンダーには求められています。
お酒に詳しいこと
BARはお酒を飲むところですから、当然お酒にも詳しくないといけません。
バーテンダーのアルバイトをしていると嫌でもお酒に詳しくなります。元からお酒に詳しければなおよいですが、詳しくなくてもバーテンダーの仕事をしていれば自然に覚えるのであまり心配する必要はありません。
バーテンダーはお酒の種類や飲み方といった基本を知っていることは当然ですが、お客さんの好みにあわせてお酒を作れるくらいお酒について知っておく必要があります。
たとえば夏の暑いにさっぱりしたお酒が飲みたいとお客さんがいえば、さっぱりして飲みやすいお酒をすぐに選べるくらいにならないといけません。
ここがバーテンダーのバイトの魅力でもあり大変なところでもあります。ただ、お酒に詳しくなっておいて将来損はありませんから、どんどん覚えていきましょう。
バーテンダーの魅力
オシャレ
バーテンダーのバイトはとにもかくにもオシャレです。
顔が良ければ更にオシャレに見えます。顔が良くなくてもオシャレに見えます。そんなアルバイトがバーテンダーなのです。
バーテンダーは男性の場合が多いですが、女性のバーテンダーももちろんいます。女性のバーテンダーなら男性客から人気が出ること間違いなしです。
女性のバーテンダーなんてかっこいいですよね。バーテンダーはとにかくオシャレなのです。
たくさんの出会いがある
バーテンダーの大事な仕事の1つにお客さんとの会話があると説明しました。バーテンダーの仕事をしていると、毎日新たなお客さんとの出会いがあります。
すると、100人200人くらいならすぐに知り合いが増えていきます。新しい人と出会うのが好きという人にはたまらない仕事です。また、お客さんから色々な話も聞けるので、毎日何かしら発見があります。
お酒に詳しくなれる
もちろん、お酒に詳しくなれるのもバーテンダーのバイトの魅力です。
自分が社会人になったときにかっこ良くお酒をオーダーできたら最高ですよね。まさにかっこつけたい人にはもってこいです。かっこつけるだけではなく、お酒の美味しい飲み方や楽しみ方を知っていると人生の楽しみも増えます。
お酒に詳しくなることで、かっこつけることもできるうえに更にお酒を美味しく飲むことができるので一石二鳥なのです。
仕事中にお酒が飲める
バーテンダーをしていると、常連のお客さんからお酒を奢ってもらえることもしばしばです。お酒好きな学生からすれば、仕事中に無料でお酒が飲めるのですからこんな嬉しいことはないですね。
もちろん、飲み過ぎで仕事が出来なくなるというのは論外ですが、適度にお酒を楽しむことができるのはバーテンダーの仕事の魅力の1つといえるでしょう。
バーテンダーの注意点
バーテンダーのアルバイトには魅力が多いですが、同時に注意しておきたいこともいくつかあります。
学校をサボりがちになる!
バーテンダーのアルバイトはどうしても終わるのが夜遅く、あるいは早朝になってしまいます。
もし次の日に授業があると、なかなかつらいというのが正直なところです。一度学校をサボるとどんどんサボり癖がつくようになり、しまいにはバイトが無い日でも学校をさぼるようになります。
そうなれば留年まっしぐらです。実際に、私の友人でバーテンダーのアルバイトをしており、必修の語学を3年連続で落として4年生なのに1年生と一緒に授業を受けていた猛者もおります。
更に上のレベルに行くと完全に蒸発してしまい、音信不通になる人もいます。さぼり癖がつくとこのように悲惨なことになるので、次の日が休みの日にバーテンダーのアルバイトをすることをオススメします。
飲み過ぎに注意!
滅多にいませんが、あまりにお酒が好きでバーテンダーのバイトをはじめ、バイト中はもちろん、バイトが終わった後もお酒を飲み続けてしまう人もいます。完全に飲み過ぎの状態です。先ほどの必修を3年連続で落とした友人も最終的にはいつもお酒を飲むようになり、ついには学校の教室で飲むという暴挙にまで至りました。彼は完全に特殊な例ですが、こういうことにならないとは言い切れないので、バーテンダーのアルバイトをしようとしている人はくれぐれもお酒の量をコントロールするようにしてください。さもないと、彼のように大学生活が破綻してしまうことになります。